身近にあるもの

第七号目となる2018年春夏号では、「PERSONAL」というテーマを掲げ、様々なコラボレーター達が、自分のパートナーや家族、友人などを撮影。全国各地のセレクトショップ、一部のTSUTAYA店舗などで3月15日(木)より随時配布開始。
アクエリア/リナ・サワヤマ/ヒョゴ×ダダイズムクラブ/ゆう姫/太賀/エマ/福士リナ/宮野陽名/野村佐紀子/花代/鈴木親/伊丹豪/ジル・サンダー/リトゥンアフターワーズ/スタヴロス・カレリス ほか

DEAR READERS,


僕は常に「今現在、自分自身が興味を持っていることを多くの人達にシェアしていきたい」、そう思っています。自らの身体を存分に生かして表現しているドラァグクイーンのアクエリア、素晴らしい音楽を作っているリナ(・サワヤマ)など、本号でも最近凄く気に入っているクリエイターやモデル達に被写体になってもらいました。この撮影自体も、長年の友人でもある(本誌ファッション・ディレクター)シュン君がスタイリングを、仕事をする機会も多い加茂さんがヘアメイクをしてくれて、僕が写真を撮りました。そうしたパーソナル・インテレストを共有できる身近な人達と撮影をすることが一番楽しいですし、そういう環境でこそ良いモノが作っていけるんです。それにマーケティングとかお金とかではなく、パーソナルなところからじゃないと、本当のトレンドが生まれることはないと思っています。


本号では他にも様々なコラボレーター達が、自分のパートナーや子供、友人などを撮影してくれています。最近では身近な人達をベースに、ファッションやアート、写真などの表現活動をすることが当たり前になってきていて、そうした表現の境界線が徐々に広くなってきている気がしています。悪くいえば「プライバシーがなくなってきている」ということにもなるかもですが......。でも、今後は誰もが怖がることなく、自分のオピニオンを表現していける世の中になっていけばいいと思いますし、僕自身もより内面を表現していきたいと考えています。


NICOLA FORMICHETTI

NICOLA FORMICHETTI

NICOLA FORMICHETTI