2016年5月24日、フィンランド・ヘルシンキにて開催されたファッションイベント「MATCH MADE IN HEL」。フィンランドの航空会社、FINNAIR全面協力の下、ヘルシンキ空港の“ランウェイ”（滑走路）にてファッションショーを開催。前代未聞のショー実現に向けてディレクターとして抜擢されたのがトーマス・ライティネン。MARIMEKKOを筆頭に数多くの有名デザイナー、建築家などを輩出し続けているAALTO大学で講師を務めるほか、スタイリスト、そしてファッション雑誌『SSAW』のファッション・ディレクターとしても活躍している。彼無しでは実現不可能だった今回のショーは天候にも恵まれ、現実では間近で見る機会が少ないジャンボジェット機や滑走路などがファッションと共存する、まるで異世界にいるような雰囲気に。FINNAIR客室乗務員達のキャットウォークと共に開幕したショーは、トーマス自らがアジアとヨーロッパの7都市を訪れて厳選した7人のデザイナー達が集結。スタイリストのロッタ・ヴォルコヴァやLUTZのデザイナー、ルッツ・ヒュエルなど、注目株のファッショニスタやメディアが一同に集ったファッションイベントの全貌を公開！


















イギリス発のブランド、BORA AKSUは手作業で作られた繊細なレースと色鮮やかなカラーのドレスが一際目を引く、正にオープニングに相応しい華やかなコレクションに。






毎シーズン多種多様な国の文化からインスパイアされたアイテムを展開し注目を集めている中国発のブランドSANKUANZ。今季は日本のアニメ要素などを取り入れたコレクションを披露。






音楽や映像作品なども手掛けているデンマーク出身のデザイナー、ヘンリック・ヴィブスコフは、北欧らしいテキスタイル模様が目を引くコレクションを発表。






古き良きスクールガールを思わせるようなルックと、北欧らしいテキスタイルを融合させ、エレガンス溢れるコレクションを発表したスウェーデン発のブランドHAAL。






韓国発のHYEIN SEOはブランドに欠かせないストリート要素に、今季トレンドのオーバーサイズシルエットや90’Sなムードをプラス。






「シーズンに関係なく着られる服作りを心掛けている」というフィンランド発のブランドHEIKKI SALONENは、モノトーンを基調とし、都会的で、さらに自然溢れる都市、ヘルシンキからもインスパイアされたコレクションを発表。






定番のテイラードスタイルに、ヴァリエーション豊富なレザーやベロア素材を積極的に取り入れたコレクションを発表した日本発のブランド、JOHN LAWRENCE SULLIVAN。




アジアとヨーロッパを代表する7人のデザイナー達。左からヘイン・ソ、シャングアン・ズウ、ボラ・アクス、ヘンリック・ヴィブスコフ、アンダース・ハール、へイッキ・サロネン、柳川荒士。


MATCH MADE IN HEL