当時、テレビでアメリカの音楽だけを流している番組があって、それを兄貴と一緒に観ていたら、1983年頃かな? SEX PISTOLSが流れてきて、凄く格好良いと思ったんですよね。それからレコードを買ったり、お年玉を貯めてパンクの服が売っているようなお店に行ったりして、そこから本格的に「パンクの服って格好良いな」と思って。それ以降は小学生~中学生時代のお小遣いは全部パンクに注ぎ込んで夢中になって、いつもパンクのことを考えていましたね。もし、普通の状態でパンクに出会っていたらそんなに強い影響は受けてなかったかもしれないですね。パンクが自分の中に強く入っているから、最初の頃は、他の格好良いモノや素晴らしいモノは全部「駄目だ!」と思っていたんだけど、自分のスタイルが一つ確立されているからこそ、他のモノも素直に受け入れられるようになったんだと思います。